KEY TAKEAWAYS
この記事でわかること
- 服装は受験案内や面接の通知の指示に従うのが原則。指示を読み落とさないことが最初の準備
- 指示がない、または迷うときは、落ち着いた色のスーツが無難。新卒のようなリクルートスーツである必要はない
- 「軽装で」とあれば、上着・ネクタイなしで構わない。ただし普段着ではなく、職場で通用する服装にする
- オンライン面接は、服装に加えて背景・照明・カメラの高さ・音声を前日に同じ環境で確かめる
この記事の目次
経験者採用の面接は、基本的に何を着ればいい?
社会人経験者の面接でも、服装そのものが合否を大きく左右すると考える必要はありません。ただし、社会人としての常識や、住民と接する仕事にふさわしい清潔感は見られています。仕事で着ているスーツで構いません。むしろ、長く着てきたスーツがサイズに合っているか、ひざや袖が傷んでいないかを、面接の1週間前までに確かめておくことのほうが大切です。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| スーツ | 紺・グレー・黒など落ち着いた色。サイズが合っていてしわがないもの |
| シャツ・ブラウス | 白や淡い色の無地。襟や袖口の汚れに注意 |
| ネクタイ | 派手すぎない柄。軽装の指示があれば外してよい |
| 靴 | 手入れされた革靴やパンプス。かかとのすり減りも確認 |
| かばん | 書類が折れずに入り、床に置いたとき自立するもの |
| 髪・爪・におい | 整えておく。香水は控えめに |
服装の指示は、案内のどこに書かれている?
服装の指示は、受験案内の本文よりも、第1次試験の合格通知や面接の案内、受験票の注意事項に書かれていることがよくあります。段階ごとに案内が変わることもあるので、面接のたびに最新の案内を読み直してください。
- 面接の案内・受験票の「持ち物」「服装」「注意事項」の欄を探す
- 「軽装」「クールビズ」「私服」「服装は自由」などの言葉があるかを確かめる
- 集団討論やプレゼンテーションがある日は、筆記用具や資料の持参の指示も一緒に読む
- 指示の意味が分からないときは、面接の前に案内に書かれた連絡先へ問い合わせる
「服装は自由です」と書かれている場合も、職場で通用する服装を選ぶ考え方は同じです。迷ったら、スーツを基準に、指示の範囲で上着やネクタイを外すかどうかを決めましょう。
「軽装でお越しください」とあったら、どうする?
夏の時期を中心に、面接の案内に「軽装でお越しください」「クールビズで構いません」と書かれていることがあります。これは、受験者が暑さの中で上着やネクタイを着けなくてよいようにするための案内です。指示どおり上着・ネクタイなしで行っても、それだけで不利になると心配する必要は小さいでしょう。
とはいえ、軽装は「普段着でよい」という意味ではありません。襟付きのシャツやブラウスにスラックス・スカートなど、職場で通用する服装を選びます。
- 上着を持参して、会場の雰囲気に合わせて着るかどうか決める方法もある
- ポロシャツ・Tシャツ・ジーンズ・サンダルは避ける
- 汗対策として、替えのシャツやハンカチを持っていく
例題:夏の対面面接、どの服装が最も適切?
当サイトで作った判断の練習です。8月の対面面接で、通知に「当日は軽装でお越しください」と書かれていました。次のうち、最も適切な服装はどれでしょうか。
| 選択肢 | 服装 | 判定と理由 |
|---|---|---|
| 1 | 上着とネクタイを着けたスーツで行き、汗をかいたまま入室する | ×:指示に反するわけではないが、身だしなみが崩れては意味がない |
| 2 | アイロンをかけた襟付きシャツとスラックスで、上着は手に持つ | ○:指示に沿い、職場で通用する清潔な服装になっている |
| 3 | 清潔なポロシャツとチノパンで、涼しさと動きやすさを最優先する | ×:軽装の指示でも、職場で通用するかという点で避けたほうが無難 |
| 4 | 「軽装」を服装自由の意味と受け取り、いちばん涼しい普段着で行く | ×:案内の意図を取り違えている。普段着でよいという意味ではない |
正解は2です。服装で迷ったときは、「案内の指示に沿っているか」「清潔感を保てるか」の2点で判断すると外しません。指示がない場合は、夏でもスーツで行き、移動中は上着を脱いで持つのが無難です。会場には早めに着いて、汗が引くまで待つ時間をとっておくと落ち着いて臨めます。
オンライン面接では、何を準備する?
オンライン面接でも、服装は対面と同じ考え方です。上半身しか映らないとしても、立ち上がる場面に備えて全身を整えておきましょう。そのうえで、画面の映り方に関わる準備が必要です。
- 背景:無地の壁やカーテンの前にする。生活用品が映らないようにし、指定がなければ仮想背景より実際の壁が無難
- 照明:顔の正面から光が当たるようにする。窓を背にすると顔が暗くなる
- カメラ:目の高さに合わせ、見下ろす角度にならないようにする
- 音声:イヤホンマイクを使うと声が聞き取りやすい。周りの音が入らない部屋を選ぶ
- 接続:前日に同じ機器・同じ場所で、指定のアプリの動作を確認する
| つまずき | 確認する操作 |
|---|---|
| 顔が暗く映る | 窓を正面にするか、机の前に照明を置いて顔に光を当てる |
| 白いシャツが明るく飛ぶ | 事前に録画して映りを確かめ、淡い色のシャツも試す |
| 声がこもる、響く | イヤホンマイクに替え、カーテンのある部屋で試す |
| 目線が合っていないように見える | 話すときはカメラのレンズを見る。画面の相手の顔は聞くときに見る |
場面ごとの服装を一覧で確かめたい
| 場面 | おすすめの服装 | 注意点 |
|---|---|---|
| 指示なし・対面 | スーツ(上着・ネクタイあり) | 迷ったらこれ。季節を問わず無難 |
| 「軽装で」の指示あり | 襟付きシャツ・スラックスなど(上着・ネクタイなし) | 上着は持参して会場で判断してもよい |
| 「私服で」の指示あり | ジャケットに襟付きシャツなど | カジュアルすぎる服は避ける |
| オンライン | 対面と同じ | 背景・照明・カメラの高さを整える |
| 集団討論・プレゼン | 面接と同じ | 身振りをしても乱れない服を選ぶ |
冬や雨の日は、何に気を付ける?
- 冬はコートやマフラーを建物に入る前に脱ぎ、たたんで腕に掛けるか、かばんと一緒に置く
- 雨の日は、替えの靴下とタオルを持ち、会場の近くで身だしなみを整えてから入る
- 暖房の効いた控室で汗をかかないよう、重ね着を調整しやすい服にしておく
- マスクの着用に指示がある場合はそれに従い、面接中に外すよう求められたら指示どおりにする
季節の備えは、どれも面接の内容に集中するためのものです。夏と同じく、会場には時間の余裕をもって着き、控室で身だしなみを整えるようにしましょう。当日に慌てないよう、前日の夜に服と持ち物を一式そろえておきましょう。
前日と当日のチェックは?
- スーツ・シャツにしわや汚れがないか
- 靴が磨かれているか
- 髪型が整い、顔にかからないか
- 受験票・筆記用具・案内で指定された持ち物がそろっているか
- 会場までの経路と所要時間を確認したか
- 雨の日の備え(替えの靴下、タオル、書類を入れるクリアファイル)
- 遅れそうなときの連絡先(案内に書かれた番号)を控えたか
服装より大事なのは、面接で話す内容です。筆記と面接が同じ日にある日程の場合は、服装の準備を前日までに済ませ、当日の朝は筆記の最終確認に時間を使いましょう。BEST型の筆記を受ける人は、登録不要の無料お試し10問で時間配分を事前に確かめておくと、当日の不安が一つ減ります。
在職中の日程調整は在職中の受験と退職のタイミング、公務員からの転職は公務員から別の自治体へ転職する、合格後の流れは合格から採用までの手続き、遠方からオンラインで受ける場合はUIJターンで地元の役所に転職するを参考にしてください。
Q & A
よくある質問
Q.「私服で」と書かれていたらどうすればよいですか?+
私服の指定がある場合も、職場で通用する落ち着いた服装(襟付きのシャツにジャケットなど)を選べば安心です。
Q.制服のある仕事をしていますが、面接に制服で行ってもよいですか?+
面接は前職の業務ではないので、制服ではなくスーツなどで行くのが一般的です。
Q.オンライン面接で下はラフな服でもよいですか?+
立ち上がる可能性や気持ちの切り替えを考えると、全身を整えておくのがおすすめです。
Q.眼鏡やアクセサリーは外したほうがよいですか?+
眼鏡はふだん使っているもので問題ありません。アクセサリーは控えめなものにとどめ、面接官の注意が話の内容からそれないようにすると安心です。
Q.スーツの色は黒でなくてもよいですか?+
紺やグレーなど落ち着いた色であれば問題ありません。社会人経験者は、仕事で着ているスーツのうち、サイズが合っていて傷みのないものを選べば十分です。
Q.パンツスーツとスカートのどちらがよいですか?+
どちらでも構いません。集団討論やプレゼンテーションで立ったり座ったりする場面を考え、動きやすく、乱れにくいほうを選ぶとよいでしょう。