KEY TAKEAWAYS

この記事でわかること

  • 日本人事試験研究センターの公式サイトには、受験者向けのBEST専用アプリの案内はありません(2026年9月27日確認)。スマホで練習するなら、ブラウザで使えるWeb問題集などを使います。
  • スキマ時間に向くのは、社会情勢の知識・英単語・敬語や漢字など、1問を短く区切れる分野です。
  • 論理・資料は図や計算を紙に書くので、まとまった時間で解くほうが身につきます。
  • テストセンター方式で受ける人には、スマホで解く練習が画面で問題を読む感覚の準備にもなります。
この記事の目次
  1. 01スキマ時間に向く分野・向かない分野は?
  2. 021回10分のメニュー例は?
  3. 03スキマ時間向きの問題を独自例題で確認
  4. 04社会情勢の4択もスキマ時間で解ける?
  5. 05通勤の形で使い方はどう変わる?
  6. 06スマホで解くときの注意は?
  7. 071週間の組み方は?
  8. 08スキマ時間の効果はどう確かめる?
  9. 09アプリやWeb教材を選ぶときの確認点は?
  10. 10よくある質問
  11. 11出典・参考

スキマ時間に向く分野・向かない分野は?

当サイトの整理
分野スキマ時間との相性理由スキマ時間でのやり方
社会情勢(地方自治・時事・用語)向いている1問が短く、知識で答えられる一問一答や4択を5〜10問ずつ
英単語向いているくり返しで覚える分野行政・公共施設の語を10語ずつ
国語(敬語・漢字・慣用句)向いている暗記で伸びる間違えた語だけを見返す
現代文・英文条件つき短い文章なら数分で解ける1日1〜2問、時間を計って
論理的思考向いていない条件を図や表に書く必要があるスキマ時間は解き方の手順の確認だけ
資料分析向いていない計算を紙でする必要がある単位や言葉の定義(構成比・指数)の確認だけ

問題数が最も多いとされる社会情勢と、文章理解の知識問題がスキマ時間に向いているのは好都合です。通勤や昼休みで知識を積み、休日に論理・資料をまとめて練習する、という分担にすると無理なく続けられます。

1回10分のメニュー例は?

当サイトの提案。朝はA、帰りはBのように、時間帯で固定すると続けやすくなります
メニュー内容(10分)ねらい
A:社会情勢地方自治または時事の4択を8問+間違えた論点の解説を読む知識の穴を見つけて埋める
B:文章の知識英単語10語の確認+敬語・慣用句の4択を5問暗記分野を毎日少しずつ
C:時間感覚4分野の問題を10問、1問1分で解く本番のペースを体に入れる
D:復習前日までに間違えた問題だけを解き直す同じ誤りをくり返さない

メニューCには、登録不要で4分野を10問・10分で解ける無料お試し10問がそのまま使えます。

スキマ時間向きの問題を独自例題で確認

国語の慣用句は、意味を取り違えて覚えやすい分野です。当サイトが作った例題で確かめます。目標は30秒です。

【例題】「気が置けない友人」の「気が置けない」の意味として最も適切なものはどれか。 1.油断できず、用心しなければならない 2.遠慮しなくてよく、気楽に付き合える 3.気が利かず、配慮が足りない 4.心配ごとが多く、落ち着かない

正解は2
選択肢判定理由
1誤り「気を許せない」と取り違えた、よくある誤解。本来の意味とは逆
2正解「気が置けない」は、気づかいや遠慮をする必要がなく、打ち解けられるという意味
3誤り「気が利かない」と音が似ているための取り違え
4誤り「気が気でない」など、別の言い回しと混同している

こうした問題は、知っていれば数秒、知らなければ考えても解けません。スキマ時間で「意味を取り違えやすい言葉」を少しずつ覚えるのが最も効率的です。まとめて確認するなら慣用句の意味と誤用と誤りやすい言い方を使ってください。

社会情勢の4択もスキマ時間で解ける?

社会情勢の知識問題も、1問30秒ほどで解けるものが中心です。自治体の職員として働くうえでの基本的なルールも、社会情勢の範囲で押さえておきたい知識です。当サイトの例題で確かめます。

【例題】地方公務員の守秘義務について、地方公務員法の内容として正しいものはどれか。 1.職務上知り得た秘密は、退職した後も漏らしてはならない。 2.守秘義務は在職中に限られ、退職すれば負わない。 3.守秘義務の対象は、職務と関係なく知った他人の秘密にも及ぶ。 4.守秘義務は正式に採用された後の職員だけに課され、条件付採用の期間中は課されない。

正解は1(e-Gov法令検索で2026年9月27日確認)
選択肢判定理由
1正解地方公務員法34条は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならず、その職を退いた後も同様と定めている
2誤り「退いた後も、また、同様とする」とされ、退職後も義務は続く
3誤り条文の対象は「職務上知り得た秘密」で、職務と関係なく知ったことまでは定めていない
4誤り条文は「職員」に課しており、条件付採用の期間中を除く規定はない

地方公務員の義務は、守秘義務のほかに職務専念義務や政治的行為の制限などがあります。まとめて確認するなら地方公務員の服務と義務を使ってください。

通勤の形で使い方はどう変わる?

当サイトの提案。安全を最優先にしてください
通勤の形向いている勉強工夫
電車で座れる社会情勢の4択、現代文を1問時間を計って解き、間違えた問題に印
電車で立っている英単語、敬語・慣用句の一問一答片手で操作できる短い問題に絞る
車・自転車・徒歩画面を見る勉強はしない前日に間違えた論点を頭の中で思い出すだけにする
昼休みメニューC(10問・10分)本番と同じ1問1分のペースを確認

スマホで解くときの注意は?

  • 時間を計る:スキマ時間でも、1問の目標時間(社会30秒、国語30秒など)を意識する。
  • 間違えた問題に印を付ける:その場で解説を読み、次の日に解き直す。
  • 論理・資料を無理にスマホで解かない:頭の中だけで条件を追う癖がつくと、本番で時間がかかる。
  • 画面の文字サイズを調整する:長い選択肢を読み間違えないようにする。
  • テストセンターで受ける人は画面に慣れる:画面の問題を読み、メモだけ紙に書く流れを練習しておく(テストセンター方式の流れ)。

1週間の組み方は?

当サイトの計画例
曜日スキマ時間(通勤・昼休み)まとまった時間
月〜金朝:メニューA(社会情勢)、帰り:メニューB(英単語・国語)夜に余裕があれば現代文を1〜2問
土メニューD(1週間の間違いの解き直し)論理・資料の型を2〜3つ(紙で)
日メニューC(10問・10分で時間感覚の確認)隔週で60題・60分の通し練習

スキマ時間を合計すると、1日20〜30分でも1週間で2〜3時間になります。4週間続ければ、社会情勢と文章の知識に10時間前後を使える計算です。全体の時間配分は勉強時間と1か月の計画表、勉強の順番は職務基礎力試験の勉強法にまとめています。

スキマ時間の効果はどう確かめる?

スキマ時間の勉強は「やった気」になりやすいので、週に1回は効果を数字で確かめます。

  • 正答率:同じテーマの4択を週末にまとめて解き、平日の最初より上がっているか。
  • 解く速さ:社会情勢・国語の問題を1問30秒以内で答えられる割合が増えているか。
  • 間違いの種類:同じ論点を2回以上間違えていないか。2回目なら覚え方を変える(表にまとめる、声に出すなど)。

数字が伸びていないテーマは、スキマ時間ではなく休日の時間でまとめ記事を読み直すなど、やり方を切り替えてください。

アプリやWeb教材を選ぶときの確認点は?

  • BEST向けに作られているか:4分野の構成と、60題・60分の時間を前提にしているか。
  • 社会情勢の情報が新しいか:統計や時事の基準日が書かれているか。
  • 解説に誤りの選択肢の理由があるか:正解の根拠だけでなく、他の選択肢がなぜ誤りかが分かるか。
  • 間違えた問題だけを解き直せるか:復習の手間が少ないほど、スキマ時間で続けやすい。
  • 非公式であることが明記されているか:「公式問題」「過去問」と称していないか。

紙の問題集とWeb教材の使い分けは参考書・問題集の選び方、本番形式の模試の使い方は模試の使い方で説明しています。

Q & A

よくある質問

Q.公式のアプリはありますか?

2026年9月27日時点で、日本人事試験研究センターの公式サイトに受験者向けのアプリの案内はありません。公式の練習素材としては、サイトで公開されている例題があります。

Q.スキマ時間だけで合格できますか?

社会情勢や国語・英単語はスキマ時間で十分に伸ばせますが、論理・資料と時間配分はまとまった時間での練習が必要です。休日に少なくとも1〜2時間は確保してください。

Q.1日何分から効果がありますか?

1日10分でも、毎日続ければ4週間で約5時間になります。短くても毎日続けることが、暗記分野では最も効果的です。

Q.スキマ時間に時事ニュースを見るのは効果がありますか?

効果はありますが、見出しを眺めるだけでは4択で使える知識になりにくいです。気になったニュースは、関係する制度や数字(いつ・何か国・何%)を1つメモしておくと、問題を解くときに思い出しやすくなります。

Q.紙とスマホ、どちらで練習すべきですか?

マークシート方式なら紙中心、テストセンター方式なら画面での練習を多めにするとよいでしょう。どちらの場合も、論理・資料は紙に図や計算を書きながら解きます。

出典・参考

読了、おつかれさまでした。ほかの対策ガイドを読む